601 民鉄パタサボ(成田篇)
京成3500系更新前まで

当社としては初の民鉄ものです。「めくり」と呼ばれた折り畳み式サボ独特の書体をそのまま再現しました。都営浅草線直通運転開始時の貴重な行先も収録しています。赤電用20種3両分、青電用13種3両分、種別板10種2両分入り。

内容

種別板
10種2両分

特急、急行、小岩、大和田、回、試、臨、荷、赤無地、青無地

赤電用
20種3両分

上野、青砥、高砂、東中山、津田沼、大和田、佐倉、成田、成田空港、金町、押上、浅草橋、人形町、新橋、大門、泉岳寺、西馬込、千葉、千葉中央、無地

青電用
13種3両分

上野、青砥、高砂、東中山、津田沼、大和田、佐倉、成田、成田空港、押上、金町、千葉、無地

ステッカー1枚入・説明書付き
本体¥1,000- 税込¥1,100-
パタサボとは
「パ タサボ」は当方で付けた愛称、造語である。一般的には「めくり」と呼ばれた選択式行先板の歴史は古く、昭和6年、上野線開業時のモハ200形の写真には既 に出現している。また、昭和11年に廃線となった白髪線の写真にもそれらしきものが写っているが、果たしてめくり式であったかどうか不明である。ともか く、戦前から存在した「めくり」はその後50年以上も変わらぬ姿で前面に張り付き、「青砥」「千葉」など旧自体も勇ましく、一種独特のムードを演出してい た。しかし、昭和62年から始まる3000系列の冷房改造で、同時に行先表示の電動字幕化が図られ、「めくり」はその姿を消して行く。現在では宗吾車両基 地において保存されているモハ3004とモハ204にその姿を残すのみとなってしまった。尚、松戸方面行の傍系路線においても開業時から同じ仕様の「めく り」が使用されていたが、こちらは前面窓に電動字幕を装備したため比較的早い時期に消滅した様だ。
戻る
2000 鳳車輛製造