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前面愛称幕(1974〜1985)
昨今ではすっかり中央本線のイメージが定着していますが、本来は上越国境を超える為に作られた183系1000番代。「とき」のヘッドマークが一番似合っていたという方も多いかと思います。また、お召し運用時のクリーム幕(?)も独特のかしこまった感があって素敵です。
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とき
1974-12より3往復が183系化、老朽化の進行した181系に代わり、冬場の輸送安定化に絶大な効果を発揮したと言われます。1982年の上越新幹線開業で在来線特急としては廃止。
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新雪
臨時特急ゆえ、使用車種の配置区は定まっておらず、主に幕張・田町の車が用いられていたとの事。同じ列車でも日によって配置区が異なる場合もあった様です。
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白根
マニアでない東京の人に、白根のマークを見せると「懐かしい」と言われます。1975-12より田町区の183系に置き換えられ、82-11改正で185系化、85-3改正で「新特急
草津」となり消滅しています。
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あまぎ
1976-1よりあまぎ1号が、76-3に残る2〜4号が183系化され、157系の営業運転にピリオドが打たれています。「稲取」は1978年発生の伊豆大島近海地震による折返し運転時に用意されたもの。
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踊り子
1981-10改正から、「あまぎ」「伊豆」は「踊り子」と改称され、「伊豆」は特急に格上げ、L特急の仲間入りを果たします。あまぎ用の183系も引き続き踊り子として走りましたが、85-3改正で185系に統一されています。
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前面愛称幕(2002〜)
田町電車区波動用の167系置き換えの為、183系が田町区に帰ってはきましたが、長年の使用ですっかり姿が変わり、愛称幕も素っ気無い種別表示がメインになりました。「ムーンライトながら」に投入されたのもこの頃です。
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側面幕
田町の波動用と言えば、修学旅行の集約臨と大垣夜行の救済臨。もちろんその役目は183系にも受け継がれています。
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